子供とマスク
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こんにちは、秦です。制限なしの久しぶりのゴールデンウィークは、犬界のディズニーランドと言われているワンコと泊まれるホテルに1泊して来ました☆すべてがワンコファーストなので、ワンコと過ごしやすく一緒に食事をしたり、自然の中をお散歩したり大満足な滞在でした。
5月に入り、暑いと感じる日も増えてきましたね。最近は子供と外を歩いているときに人がいない時にはマスクを外させています。
子供は5歳なので、人生の半分がマスク生活です。すっかり慣れたもので、歩いていて人が来ると何も言われずにマスクをしています。
マスク生活をしている中で、大人でも気が付くとマスクの下で口が開いている、なんてことありませんか?
マスクをしていると人に見られていない気の緩みや、息苦しさから無意識に口を開けて呼吸しています。口呼吸は子供達へ色々な弊害をもたらします。
🦷歯並びの乱れ
口呼吸の子供は食べ物を飲み込むときに、舌で前歯を押すように飲み込む癖がつきやすく、続けるうちに歯並びが乱れ出っ歯や受け口、そしてかみ合わせが悪くなったりします。
🦷表情筋の衰え
口を閉じていない為、顔の筋肉が十分に使われていません。マスクを常にしている今の状況では、人とのコミュニケーションをとる時に筋肉を使う機会が減り、表情筋が衰えてしまいます。
🦷歯肉炎、虫歯になる
口呼吸により口腔内が乾燥し、唾液の分泌量が減ります。以前も唾液の大切さについて、衛生士がブログ(2021年6月9日)に書きました。唾液は口腔内の門番をしてくれていて、それが減ってしまうと口腔内の細菌が繁殖し、虫歯につながってしまうのです。
ではどのように口呼吸を改善していけば良いのでしょうか?
子供に「口が開いてるよ。閉じて」と言っても気が付くとまた口を開けていることが多いように思います。「舌を上げて」と声掛けしてみて下さい。舌を上げると口がそのままついてくるので、口を閉じた状態になります。
マスクをした状態ですと、口を開けているのかすら分からないですね・・・。なるべく外せる環境の時には外し、お子さんの口の状態を観察して頂きたいです。
完全にマスクをとる時期にまだなっていないですが、早くその時が来ることを願って・・・。