インプラント

機能性と美しさを両立した
インプラント治療
欠損してしまった部位に対して固定性の歯を装着していきます。入れ歯と違い床や金属のバネがないので違和感がなく自分の歯のようにかめます。骨に直接埋め込むため力に対して強く堅いものでもかめます。
デメリットとしては費用がかかることと手術が必要になることです。当医院で使用しているアストラテック社のインプラントは、1985年から開発に取り組み、その研究開発力と長期安定性は世界中で高い評価を得ているインプラントシステムの一つです。
インプラントと他の治療法との比較
インプラント治療
Merit
メリット
- 天然歯のように違和感なくかむことができる
- かむ力は天然歯の約80%回復することができるので、固い物をかむことができるようになる
- 隣の歯を削る必要がない
- よくかめることにより、全身的な健康にも良い影響を与える
Demerit
デメリット
- インプラントを顎の骨に埋め込む為の手術が必要となる
- 全身の疾患等により治療ができない場合がある
- 定期的なプロフェッショナルケアを受け、指導を下にセルフケアを実施する必要がある
- 保険適用外治療
ブリッジ治療
Merit
メリット
- 固定式であるため、装着しても違和感があまりない
- 材料選択により、天然歯と遜色ない審美的な修復が可能
- 保険適用も可能(使用する材料に制限あり)
Demerit
デメリット
- 修復物の固定のため、両隣の歯を削る必要がある
- 支える歯の負担が大きくなり、将来的にその歯を失う原因となる可能性がある
- 連結部の隙間の清掃不良により不衛生になりやすい
- 治療部位により、空気が漏れて発音に支障がでることがある
入れ歯治療
Merit
メリット
- ブリッジでは対応できないような大きな欠損も有効な治療。
- ブリッジのように両隣りの歯を削る必要がない(代わりにバネで固定する必要がある)
- 保険適用も可能(使用する材料に制限あり)
Demerit
デメリット
- 固定の為のバネより、隣の歯への負担が大きい
- かむ力が健康な状態に比べて30%〜40%くらいになる
- 頻繁に手入れする必要がある
- 口の中に違和感を感じやすく、ガタつきやすい
- 食べかすにより不衛生になりやすい
インプラント治療の流れ
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1
治療計画
事前の精密検査で明らかになったデータをもとに、患者様の負担にならない治療計画を一緒に作成します。シミュレーションを手術前まで繰り返して行い、患者様に安心していただけるインプラント治療の提供を徹底しております。
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2
1回目の手術
歯ぐきを切開した後に顎の骨に穴を開け、人工歯根であるインプラント体を埋め込んで歯ぐきを縫合します。手術の前には十分に麻酔を効かせておりますので、術中の痛みはほとんどありません。
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3
治癒期間
患者様の症例によって異なりますが、3~6か月程度の治癒期間を設け、埋め込んだインプラント体が顎の骨と結合するのを待ちます。場合によっては、仮歯を取り付けることもあります。
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4
2回目の手術
2回目の手術では、先に埋め込んだインプラント体と人工歯をつなぐ、アパットメントという連結部分を装着し、1~6週間ほどの治癒期間を設けます。
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5
人工歯を装着
事前に作製した人工歯を取り付け、見た目や噛み合わせの細かな調整を加えて、異常がなければ治療完了です。
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6
治療計画
インプラント治療が終わった後は、一人ひとりの患者様に適した治療計画をご案内しております。予防を重視したメインテナンス中心の治療を行い、いつまでも健康な歯でいられるようにサポートしてまいります。
インプラント治療の詳細
- 治療期間・回数
- 1日・1~2回
オペ | ¥275,000(税込) |
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上部構造 | ¥110,000(税込) |
骨造成処置 | ¥11,000~55,000(税込) |
よくあるご質問
- 誰にでも治療は受けられますか?
- 年齢的に顎の骨が完成する20歳前後から、健康な方であれば基本的に誰でも治療を受けることができます。ただし、全身疾患をお持ちの方や、妊娠中の方などはインプラント治療を受けられない場合がありますので、ご相談ください。
- 手術の際に入院が必要ですか?
- 基本的には入院の必要はありません。ただし、特殊な症例の場合や、全身疾患をお持ちの方には、入院して手術を行うこともあります。
※入院が必要な際は、他院へ紹介をさせていただきます。 - 治療期間はどのくらいかかりますか?
- インプラントを埋入した部位や個人によって差がありますが、4ヶ月〜7ヶ月程度の治療期間が必要となります。
- インプラントはどのくらいもちますか?
- お口の中の衛生管理に大きく関係してきますので、お口の衛生状態が悪いと長持ちしません。常に衛生状態を良好に保ち、担当医や衛生士の指導に従っていただくことが大切です。
- 治療費はどのくらいかかりますか?
- 現在は保険治療の適用にはなっていません。埋入するインプラントの本数など治療内容により異なりますので、詳しくは担当医へお聞きください。