よく噛んで食べることの意味
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こんにちは。秦です。皆さんお花見はできましたか?コロナ以前はお花見というと、例えば上野公園や目黒川、井の頭公園など、桜がたくさん咲いている場所に行っていましたが、コロナが流行してから家の近所でお散歩しながらお花見するようになりました。近所でもきれいな桜が咲いている場所は結構あって、お花見スポットを探すのも楽しいです!来年がまた楽しみです(^^)
今回の歯のお話は、噛むことの大切さについて考えていきたいと思います。
今、食事の時間はどのくらいでしょうか。平均的に食事の際、現代人の咀嚼(噛む)回数は600回程で、時間にして10分程度と言われています。戦前の咀嚼回数は約1400回、時間にして20分程度です。食事の時間、咀嚼回数が減った理由の一つが食の欧米化です。ハンバーグやパスタ、パン、カレーライス、オウムライスなど。軟らかく食べやすい物が多いですね。その結果噛む回数が減ります。噛む回数が減るとどのような事が起きるのでしょうか。
🦷顎の骨の未発達
軟らかい物を食べていると、顎の骨が発達しません。幼少期より適切に咀嚼することで顎の骨は発達し、しっかりと咀嚼することで消化を助けてくれます。また顎の骨が未発達ですと、本来歯がある場所に歯が生えない為、歯並びが悪くなり矯正治療が必要になります。
🦷虫歯になりやすい
噛むと唾液が出ます。唾液は多くの役割をしています。「殺菌作用」「消化を助ける」「悪い菌を退治する」など。口腔内を清潔に保つことで、歯周病、虫歯予防をしてくれるのです。
よく噛む習慣作りをしてみましょう!
時間をかけて食べる→食べることに時間がかかる。パッと頭に浮かぶのは魚料理です。私は魚の骨も大好きで、サンマの骨も一緒に食べるのでサンマの塩焼きを食べると残るのは頭と尻尾のみです。骨は硬いのでよく噛みます。そして魚をほぐしながら食べるので時間がかかります。
少し歯ごたえの良い物を取り入れてみると必然的に咀嚼回数が増えるので、普段食べているものに足してみたり火を通す時間を短くしてみるのもいいですね。
一口30回を目安に噛んでみて下さい(^^)数えてみると30回は結構多いです。意識してみて下さいね!