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健康はお口から！病気もお口から？
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こんにちは
歯科衛生士の木下です。
本格的な雨の季節に入りましたね。梅雨時は体調を崩される方も多いといわれますが皆さんはいかがですか？
病気の早期発見・早期治療の為に、健康診断を受ける方も多いと思います。それでは歯科検診はどうでしょうか。
過去一年間に健康診断を受けた方（成人）が約７割であるのに対し、歯科検診はなんと３割程度という結果が出ています。
先日発表された「骨太の方針」でも「国民皆歯科健診」と言うキーワードが話題となりました。目的は健康増進、そして「健康寿命の延伸」です。
皆さんは「8020運動」をご存じですか？”８０歳で自分の歯を２０本残す”ことを目標に平成元年に開始されました。当初８０２０達成率は10％にも満たない状況でしたが、最新の全国調査では50％を超えて今後も増加が予測されます。
しかし残った歯が病気では健康増進どころか健康を害する原因となってしまうことがあります。お口の中で歯周病菌が増えると誤嚥による肺炎だけではなく、歯肉の血管から毒素が入り様々な病気を引き起こしたり悪化させる原因になります。
糖尿病、動脈硬化、肥満、早産・低体重児、そして癌やアルツハイマー型認知症とも深く関わっているのです。
元気で長生きにはお口の健康が欠かせません。人間ドックや健康診断と同様に定期的な歯科健診で「健康寿命」を伸ばしていきましょう。
