誤嚥性肺炎と歯周病
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こんにちは。歯科衛生士の新井です。
先日、患者さんから素敵な折り紙の作品をプレゼントして頂きました。
もうすぐ端午の節句なので、兜や鯉のぼりのインテリアと一緒に飾ったら素敵ですね。
素敵な作品をどうもありがとうございました。
さて、唐木田駅前もすっかり春めいて、街路樹にも花がほころぶ季節になりました。
春うらら、春眠暁を覚えずといいますが、今日は「睡眠中の唾液の誤嚥が肺炎のリスクを高める」というお話しをしたいと思います。
40代を過ぎると飲みこむ力が衰え始め、飲食や唾液でむせる事が増えてくると言われています。
その中でも危ないのは、夜寝ている間に唾液が気管に入り、気づかないうちに細菌の混じった唾液の誤嚥を繰り返すこと。
最初は症状が軽くても、これを繰り返すうちに細菌やウイルス感染によって重症化し、誤嚥性肺炎へとつながるのです。
この時の危険な細菌のひとつこそが歯周病菌。
お口の中が不潔になり歯周病があると、誤嚥性肺炎を重症化させるリスクが高まってしまいます。
この他にも歯周病菌は、糖尿病を悪化させたり、脳梗塞や心筋梗塞、早産を引き起こしたり、様々な全身疾患とも深い関わりがある事が分かってきています。
いつもお口の中を清潔にして、健康寿命を伸ばして一生元気に過ごしていきたいですね!
毎日の歯磨きと定期検診でお口の健康を守りましょう。
新井